そしてこのように、ガラスコート処理を施されてオーナーさんのとこへ旅立っていくのだった。あわわん。
20 4月ぺんぺんズ・アミラ!【フレーム完成編】
31 1月スクープ!これがBG-FITのすべてだ!
スミマセン、うそついてしまいました。ほんのサワリです。
だいたい、なにかの「すべて」など簡単に理解できるわけはないのでして、世の中は未解明のことだらけです。なので余談ですが、たかだか1,000円未満の雑誌で「ツールドフランスのすべて」とか「ヒルクライムのすべて」はたぶんわからない。
が、そんな文字が表紙に踊りますと、思わず手に取ってしまうのが人情でしょうな(^_^;)出版社の皆さん、がんばってください。
30 11月サイクルモードに行ってきた
行ってきました、インテックス大阪。今年で3年連続3回目になりましょうか。かつて貧相であった弊社決戦用機材もここ数年で結構なお支度となり、もう欲しい物はだいたい揃ったよね、今年は見たい物もとくにないよね、と臨んだ今回のショーでありますが。
まあ色々と衝撃の事実を目の前に突きつけられ、自転車部品用品完成車等々の進化に感服して帰宅。素敵な物品の数々は秀逸な他サイトでご覧ください。今回の目玉はこちら。
トレック・マルコポーロより、佐々木優也・岡豊洋・中村弦太 各選手、2009学生選手権RRを制した木守望選手、京産大の清水・濱野 両選手、アメアスポーツジャパンホイールマイスター早川雅幸氏ほか(順不同、というかもらった順)の直筆サインです。 Read more…
13 11月SL3に乗ってきた
去る某日、鳴門市某所です。ナカニシサイクルさんのお誘いで、バーベキュー大会にお呼ばれしてきました。
すると、なななんと2010年モデルの自転車やホイールがいっぱい!なぜにバーベキュー大会にこんな結構なお支度が…。以下、大人の対応ができる方のみお読みください。
聞くと、名前を書けば乗っていい、とのことで。えーと、それって売買契約書じゃないでしょうね。
お肉はひとまず置いておいて、ありがたく乗らせていただきます。四捨五入で百万円のSL3です。
写真は乗車後の記念撮影。
当サイトの記事には、あっちゃんやかっちゃんやしんちゃんやせっちゃんやてっちゃんほか、色々な人たちが登場しますが、写真右下、あっと気づいて低い姿勢(←まじめ)なのが「かっちゃん」、写真左、あっと気づいてさりげなく写ろうとしてる(←おちゃめ)のが「あっちゃん」です。
さてSL3ですが、持つと大変軽いのがわかります。が、しかし、実際乗るとよくわかりませんさらに驚くほど軽い!本当です。装着ホイールは天下御免のZIPP202、チューブラータイヤと相まって乗り心地も抜群です。コンポはSRAM、シフト操作が少々異次元ですがタッチはさすが精密機械 by人間工学といったところ。
このほか、ブレーキキャリパーがTRPだったり、バーテープがグリップ最高の専用品だったり、買いたくなる要素満載の一台。この仕様でヒャクマンエンなら、ひょっとしたら本当にお買い得なのでは?買っといて損はないのでは?急がないと、なくなっちゃうのでは?(←ちょっと待て落ち着け)
ああ、そうだよね、これでお小遣いが潤沢であったなら、あれをこうしてqwer%&…と妄想も膨らもうというもの。だがしかし、幸いなのかどうなのか、いい夢見させてもらいました。夕焼け眉山クラブはこれからもSPACIALIZEDを応援します。
そしてまた傍らには、ぬかりなく MAVIC COSMIC CARBONE ULTIMATE が佇む昼下がり。ざっくり50万円的な平べったいの、乗っていいんすか!…いや、でも僕のはいまだに9段変速だったりして。合いませんよね?(←=乗ったら買ってしまうかも)…と遠慮するそばからカセットごと入れ替えてくれるスタッフの方。おお、これが本町名物・エクセレントサービスというものか。掃除してきといて良かったわ。…本当に乗っちゃうからね。
えーと、軽くてとてもいいのでしょうけど、よくわかりませんというか、踏み出しチョー軽い!しかもそのまま進んでしまう。だ、誰か止めてくれ。なんというか、3本ローラーに乗ってるみたいです。今までホイール部分でスポイルされていた出力がそのまま推進力に上乗せされる感じ。…まあ手組32Hクリンチャーと比べるのも失礼か。とにかくぶんぶん、というより「するする」回るので、これまで全然気がつかなかったペダリングのアラやフレームのきしみが手に取るようにわかります。例えて言うなら、オーディオのスピーカーを高級品にすると、聞こえてなかった楽器の音が聞こえちゃった、のような。要するに極上です。この上があるとは俄には信じがたい。この仕様でゴジュウマンエンなら、ひょっとしたら本当にお買い(以下略)
と、ここ一か月で一番練習したのではないかという秋の一日でした。普段もこのくらい乗りましょう。
スタッフの皆さん、S社のKさん、ありがとうございました。M社のHくん、今度はぜひ来てね。
07 11月大変よろこばれたそうな
時は2009年8月。アメリカ某所で行われたSPECIALIZED社の2010年度カンファレンス。ナカニシサイクル若旦那の Mike Sinyard社長へのお土産として、弊社オーダー前掛けを採用していただきました。昨年の団扇に続き、弊社としては2年連続の快挙。
しかもこのたびは社長自ら乾杯の瞬間に着用してくださるというオマケつき。若旦さんよりお写真を拝領。掲載許可をいただいております。
右の方に写っているのは Tarmac SL3 でしょうか。全世界が見守る晴れの舞台に上がらせていただきました。ナカニシサイクルさま、ならびに Sinyard 社長、いつもありがとうございます。
さて、補足で説明をいたしますと、製法は例によって手描き。「世界最速」はTarmacを、「安全快適」はRoubaixを指しています。5枚のご注文をいただきまして、Sinyard 社長への1枚には、SPECIALIZEDロゴの下にご自身のサインをプリント。自分の持ち物には名前を書きなさいとお母さんも言ってます。右下、ナカニシサイクルの右には若旦那の角印っぽいのを赤でプリント。個人名ですのでアップはナシです。
さて、ではこんな面白いもの、どうやって作ってるのか?という皆さまへご案内を。そら〜、染物屋さんに頼んだり、シルクプリント外注するのが僕も楽なのですが、弊社では一枚ずつ、意地でも手描きです。ただ、フリーハンドということではなく、型はつくります。
まず、この前掛けの無地のものは普通に販売されているものでして、これを買ってきます。探すと結構安く手に入ります。だって、酒屋さんでは作業着ですので。そんな高くては困ります。
次に、デザインを起こします。目の肥えた方へお贈りするものですので、「う〜ん」と考えます。前述のように、入れる文句にも意味を持たせて、話のネタのご提供に努めます。
デザインができますと、型を作ります。簡単に言うと、切り文字ステッカーのカスの部分です。これを生地に貼りつけて、本来はステッカーであったはずの部分 (ああ、ややこしいですがスミマセン ) に絵具を置いていきます。くわしい絵具の配合やなんかは企業秘密でして、公開できませんがあしからず。
タイミングを見計らって、型を外します。すぐ乾きますが、念のため数日は干しておきまして、納品です。めでたし。
巷には、このタイプの前掛けを専門にやってらっしゃるお店もあるようです。お値段もそこそこお手軽なようで。ご興味ある方は「前掛け」などで検索してみられるとよろしいではないでしょうか。
弊社の場合は完全オーダーメイドで小ロット対応、→というかたくさん作れません。不可能です。ほんで、そもそも広くご注文を承ってはおりませんのでお値段は個別見積り&非公開でして、「お手軽ではないお値段」になるかと思います。あっさり専門店さんへご注文された方が吉かもしれません。それでも「金に糸目は付けないので、気の向いた時に一枚いっといて!」のような方、いらっしゃいましたらご連絡お待ちしたりなんかします。
なおこの製品は、NRSではなく「スペシ屋ライズ堂」扱いとなっておりまして、今回ご紹介した他には、本家ナカニシサイクルさま・◯産蒲鉾さまなどへお納めしております。
実は、自分用にも生地のまま一枚を在庫しておりますのですが、ただまあ、いつの日か完成するのかどうなのか。はたして。
03 11月あっちゃんの飛び道具
2009年4月の施工です。聞いた話ですと、DURA-ACE Di2 県下第1号車とのことで。
一体いくらするのか見当もつかないこのハイエンドバイクは、この撮影の3秒後に風で倒れる訳ですが…あっちゃん、ごめんね。
MAVIC COSMIC CARBON SL にグラフィックチューンをご依頼の1台でした。今回は既存デカールを剥離せず、生地の部分にうまく配置したところがポイント。
MAVICホイールのデカールは高品質で、グレードの高い製品のものほどめくりにくいような→まあ簡単にめくれるとイケナイのですが、そんなことが理由だったりします。
MAVICロゴマークはアメアスポーツジャパンさまよりデータご提供いただいた本物です。いつもお世話になっております。
ちなみに国内のレースで活躍するMOTO-MAVICのグラフィックは実は弊社製品だったりします。秘密です。
SSCのマークは反射フィルムで制作。夜間走行も安全に、ということで。
左サイド、お見せできませんがトップチューブには Mike Sinyard氏の直筆サインをスキャンして切り出したステッカーをぺたっと。
以上のはずでしたが、成り行きで TOUPE のチップも黄色に変更。これ塗ったん?と聞かれたりしますが、塗装ではなく、貼ってます。弊社では主にVIEWCAL900という高品質フィルムを用いておりまして、微妙な曲面にも対応。万一の立ちゴケで傷ついても即リペアできるという寸法。
定位置に輝く#51はイチローではなくて、2008年 PARIS-ROUBAIX で Tom BOONENがつけていた番号。納品後に行われた2009年度レースでは#1をつけてましたね。プレート自体はポリエチレンのシートを切り出しで、濡れても大丈夫となっています。
とまあ、こんなことを承っているのが中昭和レーシングサービスでございまして、ああ、だけどこんなことだけでは食っていけるはずはなく。じゃああんた何やってる人なのか、というのはいずれまた。