全国の夕焼け眉山クラブファンの皆様、こんばんは!本日は驚愕のレースレポートをお届けできる運びとなりました!夕焼け眉山クラブの戦いっぷり、どのようなものだったのでしょうか!会場でもガンガンかかっておりました「高中正義・Ready to Fly」のカセット(CDも可)をお手元にご用意のうえ、どうぞごゆっくり お楽しみください!(←文も長いですしな)
今回は贅沢にも2チームを編成。夕焼け眉山クラブ FUSIONとして、k澤師範・けんちゃんに加えリョウさんをお迎えした豪華な布陣と、夕焼け眉山クラブ GENERATOR で、CHULL・わてあっちゃん・kぼっちの三味線トリオである。
事の起こりは一本の電話からであった。「あー、もしもしー。kぼですけどー。こんどk澤さんが淡路のエンデューロ出られるおっしゃってまして、人数に入れときマスキー♪」えっ、あっ、いや、それはえーと。
もう決まってるんですか?
なにはさておき、師範からのお誘いであるので、ここはひとつ胸をお借りするつもりでご一緒させていただくと腹をくくる。それにリョウさんと「参戦」できるなど25年ぶりであるし、けんちゃん氏(以下けんちゃん)はお住まいが師範のご近所かつお勤め先がうちのご近所という新鋭である。と、6名メンバーが決まったところで「6人でリレーしたら、ちょっとしか走れんではないか」と積極的な意見が上程されたらしく、いやまあ僕はそれでも全然よいわけですが、3+3でのエントリーとなった次第。
この時点で kぼっちのパフォーマンスを知るものは、ご本人以外まだいない。(ふっふっふ by kぼっち)
それで、エントリーにあたっては各々チーム名が必要とのことであり、師範が名付けてくださったのが「GENERATOR」である。発電機というその名前、いよいよわしらの三味線もエレキの時代か〜!と感涙するNACASSO。意気揚々と4時起きに挑戦するのであった。まずはこの関門を越えねばならぬ。
さてそれでは、無事に起きれましたということでレースを振り返ります。会場入りが7時すぎ。ピットを構え、試走を終えたところで 師範が「脚、つっちゃった〜」と前奏をお披露目すれば、リョウさんが余っているブルーシートを隣のチームに貸してあげるなど重鎮ならではのオトナの気配りをみせる。僕とあっちゃんは既にくつろぎかえっていて、「師匠、ほんまは燃えてまんのやろ?」「いやいや、師匠こそ。わ・て・に・は・わ・か・る」などといつも通りの儀式を行っていた。天候は晴れ、絶好のレース日和。前プログラムの個人TTが終わり、高らかに4Hエンデューロのコールがかかる。
コース全長は1周 約3.4km、出走はカテゴリーとりまぜ約160組。タイトでテクニカルなコースにこの人数、なにかあれば大量落車の可能性あり。チームの作戦は「安全運転」と決まった。
FUSIONの一走はけんちゃん。
荒ぶる感情を抑え込むかのように空を見上げ、大きく深呼吸している一コマ。緊張している様子がはっきりとうかがえる。
がしかし、本当のところはすっかりリラックスしてカメラ目線で「ワロタラダメヨ、アップップ」をしているのかもしれない。だってスタートラインに立つ選手の胸中、真意は他の誰にもわからないのだ。それが勝負だ。きっと、サングラスの奥に潜むお茶目な眼差しは燃えているに違いない。
GENERATOR の一走は kぼっち。
実は組分けするとき、まあほんなら、わいらはゆる〜い組っちゅうことで、なあ!などと kぼっちとお話していたのだが、kぼっちは密かに k澤道場でコソ練を積み重ねていた。ええ〜ほんなら kぼっち、実は速いんやん!反則ちゃうか〜?ならば、ということで、その事実が判明した時点でNACASSOは「ほなわてら遠慮しまっさかいに、4人で勝利を目指しておくれやす」と懇願したのだが、いったん受理されたエントリー代はいかなる事情があろうともご返金いたしかねますのであった。残念です。
わかりました。今回は kぼっちがエース。5周お願いします。NACASSOの2人は3周ずつね、よろしくね。
レースは、定刻より少々遅れてスタート。まあ真ん中より上ならいいよね、いやいや別にケツでもこけなんだらええやないすか、と言ってるそばを夕焼け眉山クラブを含む先頭集団がぐおおおおおおおおおおっと通過する。おお、kぼっち&けんちゃん、いいぞがんばれ〜〜〜!
2周目、集団はややバラけはじめる。しかし夕焼け眉山クラブは好位置をキープ。これはひょっとしたらひょっとするかも。あっちゃんと顔を見合わせ、思わず興奮がわき上がる。どうしよう。
たのむ kぼっち、ちょっと落としてくれんか〜。
…あまり上位でリレーされると色々とがんばらなくてはならん。
しかし先頭はBR-1級とマトリックスが完全にコントロール、テクニカルなコースと相まって初手から遠慮なく振り落とされていくので、見る見るうちに見事にばらばら。安全なレース運営としては完璧である。やがてほぼコース全周にわたり選手が点在するようになった頃、kぼっちがピットイン。さあ、ほんならどっかのトレインに乗っかって、しゅるしゅるっと回ってこうかいな〜
と、適当なトレインなどどこにも見えず。…誰か一緒に走りませんか〜?
ううう、一人か。微妙に速度域の違う前団、といっても見事にバラバラな訳ですが、追いついてパスしてを繰り返し3周目終了。たぶん順位は落としてないはず、とピットレーンに「通りまーす」と声かけし進入。すると前方に、こちらなどまるで見ずピットアウトしようと構える選手発見(-_-;)「ハーーーーーーーーーーーイ!」だがその絶叫が自分に向けられたものと全然思わず、出口方向だけ見て車輪が回りはじめ(-_-;)というか(-_-;)その向こうに同じような人がさらにもう一人(-_-;)待て、たのむ、こっち見てくれ、いや、だってここはピット(ry「ハイ!ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!」…やっと気づいたか…当たるか思うたわ…
この間、約3秒でしょうか。びっくりされた方、推定多数。「んまー、大声を出したりしてなんて乱暴な」と思われたかもしれません。お騒がせしましてすみません。がしかし、
お上品にしとったら今ごろ双方とも入院ぢゃないか?
これからイベントに参加される皆さん、レースは色んな人が集まってますので、何が起こるかわかりません。修羅場です。ピットレーンに限らず、安全確保のために声を出すのは悪いことでなく、むしろ必要です。遠慮せずに自分と他人の安全を守りましょう。がしかし、「オラ」とか「ドケー!」など不愉快な言葉で威嚇したりするのはいけません。いけませんよ。なので「なんて言ったらいいのかわからない」ときは、とりあえず「ハイ!」です。こういった習慣はきちんとしたチームだと何かしら教えてもらえるはず。次のローテでピットインしたとき、大阪の某超有名強豪チームのピットは「通りまーす」に対して「はーい!」と返してくれました。やっぱり行き届いていますわだ。さすがです。
そして、レースは中盤へ。さあ、ここでなんと遠路はるばる応援に、夕焼け美人クラブよりじゅんちゃん登場。Sとーさんもありがとうございます。北は北海道から南は九州沖縄まで・全国のみなさん、ラジオ聞くならエフエムびざん、JOZZ9AC-FM・79.1MHzで決まりです。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、そんなこんなで、あっちゃんのピットインを待っていると「こんにちは、サイクルスポ○ツです」と取材の申し入れが。ええ、ああ、どうぞどうぞ「きれいなジャージですね」あ、どうもどうも「どういったお集りですか?」えーと、ショップさんの「あっ、ナカニシさんですね、いつもお世話になっております」いえいえこちらこそ「ところで」
「今日は勝ちにいってるんですか?」
…いえ、安全第一で美容と健康のために(-_-;)
「ではすみませんが、ライダーが戻ってこられたときに皆さんでお写真を一枚というのは」はいはいどーぞどーぞ。と言ってるところへ、あっちゃんがピットイン。さあさあ、けんちゃんもじゅんちゃんも一緒に写ろうよ!もう、汁だらけでぐはぐはぜろぜろ言ってるあっちゃんを盾に、はいチーズ。あっちゃん、お疲れのところ、すまんかった。だが来月サイ○ポデビューですよ!いや〜、夕焼け眉山クラブもメジャーになったもんよの〜、載ったら2冊まとめて買っときますか〜♪いや、まず1冊立ち読みを、ひゃっほうひゃっほう♪
と、そのとき奇跡が起こりつつあったのだが、2時間の速報を誰もまだ見ておらず。先頭集団には何度かラップされていたので、もう、というよりそもそも順位を気にすることもなく。したがって、なんとなくガンバレーという阿波時間の流れに身を委ね、もはや気分は極上のリゾート。競技車両搬送車で行く、小春日和の淡路島・日帰りの旅…
すると、その目の前をめっさすごい勢いで通過する先頭集団。しかも、なななななんとその中に k澤師範が!というか師範、前を引いてませんか!そして次も、その次も、師範は低い姿勢でぴったりと集団に位置しているのであった。うまい、うますぎる。というか、
脚つっちゃってたのではなかったのですか?
で、ここでようやく2時間の速報をよっこらせっと確認。おおおおおお?上から2割におるやないすか!しかもGENERATORがFUSIONより速いのか?えええええ〜、わいら結構いけるんちゃうん!なあ、あっちゃん!ゆるう〜に言うとった割に、やっぱり燃えてましたんやな〜師匠〜♪
などとあばさかりながら2回目のローテを終えて、2.5時間の速報を確認。うおおおおおお!順位あがっとるよ!というかFUSIONすごい!逆転や!いやでも、GENERATORも誰かが速いどコレは!誰が速いんすか!いや、俺ちゃうし!
…kぼっちぃ〜!
すごい、すごすぎる、k澤道場のシゴキ、もとい練習の成果というか、なんなんすか〜〜〜〜!弟子が弟子なら師匠も師匠、リョウさんもけんちゃんも、(ようするにNACASSO以外全員ですが)、このAgeっぷり実に見事!
つまり、GENERATORが3人そろってサ○スポさんとおしゃべりしている間に
FUSIONは奇跡の追い上げを見せていたのだった。
一気にヒートアップした夕焼け眉山クラブは、その後も全力を振り絞り、ホームストレートでじゅんちゃんの黄色い声援を受け、しかしそれに応える余裕はなく、ひたすら走る、走る。最近の自転車ブログでは「淡々と走る」のが流行のようですが、そんな風潮とは無縁であるがごとく汗や涙やヨダレや鼻水など多種多様なDNAをまき散らし、ちょっと人には見せられない姿でゴールを目指す。
そして、真っ白なはずの脳裏を色々な思いや気持ちが駆け巡る。これまでの練習、今日のための作戦会議、ああ、このガンバル姿を息子に見せてやりたい、おっとそういえばALLSPORTSのカメラどこや?それに、じゅんちゃんとこぐらいは前に出とかんとな〜、ところでエントリー代が一人4,600円として10周で1kmあたり130円ぐらいか、えーとほんなら、とラストのローテを1周増やしてっと、あっちゃんにリレー。やった、やったよ俺は。みんな、ありがとう!そして3時間・3時間半と順位を落とすことなく、GENERATORはラストを エース・kぼっちに丸投げし託しフィナーレを待つ。
だが、待つだけというのは何とも堪え難く、まあまだ時間もあるし、ほったら出展ブースでも見に行きます?いや、わいな、アッコのあれ見たかったんよ。ほなけどほういや、あっちゃんおなかすけへんで?ちゅうか、もうだいぶんくたぶれとんちゃうん?疲れましたよね?
…いや?
などと言っている間に4時間が淡々と経過。周回の都合で先着はGENERATOR、感動のゴールではあるが誰もカメラを持っていない。すまん、kぼっち、その栄誉は語り継がせていただきます。そしてFUSIONはけんちゃんが堂々のゴール。いや〜、よかったね〜、楽しかったね〜とピットに戻ると、そこに kぼっちが一人で靴も脱げずに果てていたのであった。お疲れさまでした。
さてそれではリザルトと終盤戦を分析してみましょう。まず、カテ別7位&12位は「ええ〜、わてらが優勝ちがうんか〜」などというネタは横に置いといて、素直に嬉しいです。ありがとうございました。GENERATORは kぼっちがほぼ全部走ったようなものですが、Ave.SPが30km/hを越えたのは取材のロスタイムを考えるとこれ以上ないほどに上出来。
そしてなんといってもFUSION。間違いなく次は必ず狙えるでしょう。だいたい、3.5時間時点のAve.SPが30.89km/hであったものが最終リザルトで31.02km/hとアップしているのはナゼ。NACASSOもたいがいのもの(…DNA以外もですよ)振り絞りましたが、一体なにをどう振り絞ると最後の最後にそんなペースアップできるのか、その強さがもはや理解できん。唯一考えられるとすると、きっと
リョウさんちのウソ焼き食べてきたに違いない。
まああれです、NACASSO二人は kぼっちのラストスパートのとき屋台でラーメン食ってましたけど、すみません。そして4時間の長きにわたるレースは無事に終了、表彰式へと移る。ジャージ着てうろうろしていると「さっきはありがとうございました」「引いてもらって助かりました」と知らない人からなぜか声がかかる。えっああ、はい、こちらこそ。ん〜?そんなん俺、知らんよ。誰かボランティアで鬼引きしてあげたんか?いや、まあそんなことはいいじゃないですか。僕が引いたことにしておきましょう。もちろん今後も夕焼け眉山クラブは紳士的に走ります。他チームの皆さん、どうぞよろしくお願いします。それにしても上位のチームやライダーは速かった。
で、最後に奇跡のダメ押しとして、表彰式後のお楽しみジャンケン大会でけんちゃんが淡路の温泉の入浴券、あっちゃんが八重洲出版の本3冊を勝ち取り、夕焼け眉山クラブの初遠征は大盛況のうちに終わったのでした。
リョウさん、一日ご一緒させていただき色々と勉強になりました。ありがとうございました。k澤師範には段取りほか色々お気遣いありがとうございました。仏の鬼引き、勉強させていただきました。けんちゃん、今度はぜひ一緒に走りましょう。kぼっち、あっちゃん、明日から気持ちを入れ替えて特訓ということで。
最後に念のため、文中ゆる〜いコメントについてはCHULLの個人的感想でして、チームの総意ではございません。チームの過半数はシリアスなレーサーでしたので、どうぞご注意。ではではみなさん、夕焼け眉山クラブの激闘の模様はALLSPORTS.JPでもいずれご覧いただけるようですので、乞うご期待。