行ってきました、第49回全国都道府県対抗自転車競技選手権大会2日目トラックレース@和歌山競輪場!
まず…今回、近県開催の全国大会は非常に久しぶりにつきできるだけ多くの選手に見学していただきたい旨を徳島県車連に申し出まして、国体に派遣予定の選手皆さんに一緒に行きましょう的なお誘いをかけていただき…。
とくに高校1年生とか初めての大きな大会の雰囲気を味わってもらいたかったのですが、日程とか宿題とかバイトの都合で行ける子だけ引率させてもらいました。
いつものようにネタは小出しです(・∀・)
小松島で行われる競技会にないモノ、それがこれだ!
トラックレースにおいて、いわゆる記録即認大会ではこのスターティングマシンを用いて1/1000秒の電子計時などが必要となります。(JCF競技規則63条-11,12)
マシンは50秒のカウントダウンと連動してスタートのタイミングでブレーキを解除。同時に計測が開始されて、ゴールのテープスイッチを踏んだ瞬間に記録が掲示されるというステキなしくみとなってます。
ちなみにカウント0で計測が自動的にスタートしますのでピストルは鳴りません。スターターはピストルを持っていますが不正スタートの場合に鳴らすだけです。
これほすぃー…
おいくら万円するのでしょうか。もちろんこれだけでは用事をしませんのでパソコンは元よりスイッチやケーブルなど考えると11速化より大変な感じとなりそうです(-ω-)
で、よく見るとマシンの足元にはマーキングがされておりまして、これは周長補正といいましてですね、走路というのは実はぴったり400mでない場合が多くて単純に2周半で1000.00mとはならないのです。
なので和歌山競輪場の場合は1周につき553mmの補正量を加味してマシンを配置してあげると、こういう訳ですね。計測種目は500m・1000m・1200m・4000mとありますので予めそんだけ分をマーキングしてあります。
ま、ほんだけの段取りをしてはじめてゴールの直後に「これは日本新記録ですぅ〜」などとアナウンスできるのでして、運営の皆さまの精密なご準備に頭が下がります。
小松島にもいつか!こんなもんが備えられるといいな!つづくぅ〜〜