えー。特に波乱もなく(ちょっと残念)更けた南国の夜が明け、真っ青な空が広がる独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立室戸青少年自然の家(以下、宿舎)は規則通りに布団をたたむレーパン姿のおっさn紳士諸君で溢れかえっていた。
この宿舎では6.8kg未満のロードレーサーが天下御免であるにもかかわらず、布団のたたみ方というレギュレーションが大変厳しい。
掛け・敷き・毛布のそれぞれにタテ何回ヨコ何回折りで、折り目が東の方向!という具合に厳格に定められており、故意・過失は関係なくできてなければ、社会的地位が部長であろうが社長であろうがやり直しなのである。
そこで私は、
大学生がきちんとたたんだ毛布をこっそりひっくり返したりしてみたりするのであった。
…が、係員さんのチェックに立ち会ったしんたろうはオッケーっす!と爽やかに宣言したのであって、ほんならわしは一体…と、まあここらはわかる人だけわかっていただければよろしい。
ほれで時系列は前後しますが、なつかしい朝礼では国旗掲揚もあり、雲ひとつない青空にちょっとはためき方が微妙な日の丸に感じ入ったりとか、気のせいかあちこち痛いラジオ体操などをこなしつつ出発の時間はせまる。
先のエントリーでも書きましたが、本行事は正式には第二回平日眉山クラブ藍住トレーニングセンター featuring 阿波女子自転車部(仮称) Iwasso? 室戸合宿なのだが、アドリアーノ#7・けんchanの粋な計らいにより予約名は
夕焼け眉山クラブである。ありがとうけんchan!また賄賂を持って行きます!
てなわけで宿酔いなど微塵も感じさせない紳士淑女はここから帰りの140kmをひた走るのであった。
昨日は
撮影のために
車に乗った私であるが、本日は学校法人・K澤エンデュランススクールよりK澤師範がカメラを持ってくださるということで…
ま、当然ですが自走です。
今だからこそ言いますが、この合宿を通じて私の目標は無事故無事件ダイエット。前々で勝負したろう!などとは一切考えず、後方から安全確保と全員の弱点観察をして今後の運営に活かすのも大切な役割だと考えたのだった。しかも高強度では脂肪の燃焼効率も下がるではないか。
ここまで目的意識を持って臨んでいる参加者は他にはおるまい。フィーを払う以上は元を取るのである。そのうえサポートカーは3台、ひろ店長帯同でメカトラの心配なし・信号ほとんどなしの広い国道とくれば自分の限界に挑戦するにはこのうえない環境。強くなりたい人、このあたりの記事でも読んどきなさい。↓↓↓
2days race in 木祖村 – レースディレクター コラム - 凶暴なスピードを10分間、無いならば、・・・
そんなこんなで、休憩するのも惜しい絶好のコンディションの中、トレインはばらけながらも順調に進む。日差しは引き続き厳しく、露出している肌はもう真っ赤になっている。アームカバー持ってきたわしエライ!
ちなみにただいまの夕焼けフルセット最新版がこの、アドリアーノ着用バージョンになります。シーズン毎に細部を少しずつデザイン改良しているので全体のバランスが大変良くなってきたと自画自賛します。赤いラインの太さとかアイコンの大きさとか微妙に進化しておるのです。
それと、よい子には手袋とくるぶしの隠れる靴下が必須と言っておきましょう。落車のダメージを考えてみればナシでは走れんと思います。参考までに京都産業大学は監督指示で必ず着用です。
さあほして、300kmに及ぶ(わしはほうやな、210kmかなテヘペロ)ウルトラ大合宿もあと数十km、R55阿南あたりからみなさん集中力が切れてきているのでキープレフトを見守りながら自分は後方・番手絶好でぬくぬくと走る。
思えばこんな(個性的な人ばかり)大人数を2日間も率いてくれた藍住トレセンのお二人には本当に頭の下がる思いである。また随行してくださったサポートカーのひろ店長・K澤師範、ご自身で走りたいお気持ちをこらえてのご参加ありがとうございました。日程を詰めてでもサポートに駆けつけてくれた実業団徳島CRCの選手諸君にも感謝です。DSCの皆さんもありがとう!
さていよいよ大団円を迎えるべく市内に入り、車も増え路肩も狭くなってきたのでトレインを3つに割ってもらう。おうちに帰るまでが遠足である。おやつは一人300円をかなり超えていた気もするが、バナナなしである。見事というほかなかろう。
そして全員が無事(少々の故障や痛みはあったにせよ。…前の方の醜い争いなどはわからんw)フィニッシュに到着、絶賛大好評のうちに全日程を終了しました!みなさん、ありがとうございました!
本当はここに書けない面白いことや、もはや思い出せない突発ネタも満載だったのですが、ほななおもろいことなんでおっせてくれんの!という方はぜひ次回ご参加を…
また、記事中いろいろ敬称略であったりとか、わいの活躍の件は?などというご指摘もあろうかと思いますが、最近すぐ忘れてまうのでご容赦ください。あのね、いつものブログやこんなブログに詳しいです。
ほんならほうゆうことで!また!