7, 9, 2011歴史的快挙!師範直伝集団走行訓練第一楽章

前夜、藍住トレーニングセンター長のけんchanより入電。「あ、明日なんっすけど。ええ、前に言よったやつね。行けますか。」

前に言よったやつ、とはトレイン組んでのローテーション練習のことであった。先週ちょっとだけやった先頭交代的なものがIwasso?上席筆頭部長ぺんちゃん♪のお気に召したとのことである。

しかしこの時点で私には翌日に済ましておきたいコソ練の予定があったので、行けたら行きます〜とかなり高い確率で行かない旨をお伝えしたのだった。

だが、なんとかやりくりすれば行けなくもなかった。問題はその集合時間があさ6時半という、普段であればさあ寝よか、ともいうべき深夜帯であったことである。

そこでとりあえず目覚ましをかけて、起きれたら行くという、前向きなようではあるがこれまたほぼ確実に行かない心づもりが完成しつつあったそのとき。

ぷるぷるぷる。とまたもや電話が震えるように、マナーモードだったんちゃうんとのご意見は横に置いといて、そっと遠慮がちに着信を知らせたのだった。

電話の主は

(・∀・)シハーンであった。

あの、CHULLさん、明日のこと、なにか聞いておられますか?

(・ω・;)え、ええ、うかがっておるのですが、少々野暮用がございましてですね。でその…

(・∀・)あの、実は私、色々けんchanから指導役を頼まれてまして、ただその、一人ではどうにも心細いというか、力不足なもので、なんとかお手伝いいただけないものかと…お願いできないでしょうか?

と愛くるしい子犬のような表情で、もちろん電話なので見えるわけではないですが、明らかにそういった感じで

光栄にもSDA王滝年代別チャンピオンから

直々に丁重な出動の要請をいただいたんであった。自転車乗りにとってはJKのニーソ以上に訴求力のあるご依頼である。

(−ω−)…かしこまりました。

私は目覚ましを2台、5分差でセットしたのだった。もうニドーネ作戦は通用しないと私は諦めた。マクラット・オフトンさらば。しかし藍住トレセン&K澤道場総出で一体こんな私に何の曲を弾けというのか。

そういえばいつだったか、カントクはB’zならだいたいなんでも歌えるらしいと誰かが言ってたことをふと思い出す。ま、それはさておき王者高級官僚美魔女からのプレッシャーあいまって極度の緊張が私を襲い、そして次の瞬間気を失った。

気がつくと夜は明けていた。

(3_3)Zzz〜みたいな感じで集合場所へ向かう。

そこには早朝より女子力炸裂中のIwasso?の皆さん。(・∀・)シハーン。リョウさん。そして、

夏のスズカ制覇を目指す徳島サイクルレーシング

の皆さんが次々と集結。

家で洗濯もんを干していたけんchanも、ちょっと遅れて到着した。

実にこの、実業団チームが時間を合わせてまで顔出ししてくれるというIwasso?のコソ練とは一体。なにかあれだろうか。きゅんきゅん萌え的な魔力があるのかもしんない。よくわからないですけど。

で、(・∀・)シハーンの座学「ローテーションの意義と心得に関する標準的解釈と美学」を経て実地に移る。

例によってくわしくはいつものあのブログにてお楽しみください。うちんくは今日も写真はない。

ただひとつだけ言えることは、私が(・∀・)シハーンのお手伝いをしたとすればそれは計時の記録をとっただけ、ということである。あとは野次馬的に適当な茶々を入れて遊んだのでした。みなさん、ありがとうございました!

さてこの、チームでの集団走行というのはつまるところ「みんな味方」なので、気をつけるべきは速度の変化を極力ゆるくして縦に伸びない隊列を保つという一点だ!と思います。

速度一定だと安心して前走車との間隔を詰めれるが、上げたり下げたりするといつ刺さるかと怖くて詰めれない。んで、詰めれない・詰めれない・と2車ぐらい続いてしまうと、速度域にもよるが概ねトレイン崩壊となる。

速く走るよりも、最後までみんなで走るというのがまず最初の技術課題である。速度は上げるよりむしろ抑えることが大事。前が上げても自分は上げないぐらいで進むと意外とまとまりやすい。

この一定速度で真っ直ぐ走る、というのは先頭でも番手でも3番手でも同じで、まとまっているトレインというのはみんなでこれをやっているだけなのである!と思います。

それで、これがレースになると「自分以外みんな敵」になるので少々勝手が違うのだが、仲間内で集団走行できないとハナからレースも走れないことになるぜ!かもしれないですので、しっかり練習してね。

ま、あれです。上げないコツというのは、番手の時にメーターで速度を見ておいて、先頭に出たときにもチラ見する、前走者の速度を維持していくというだけっす。がんばつてくらさい。あ、あした右下ですね。こちらもがんばってクレ。

4 Responses to “歴史的快挙!師範直伝集団走行訓練第一楽章”

  1. K澤 より:

    今日はありがとうございました。
    やはり師匠の的確なアドバイスが有ると無いとじゃ大違いでした。
    これでIWASSO?トレインがカッコよく突っ走ってくれると良いですね!

  2. CHULL より:

    > K澤さま!
    こちらこそ楽しませていただきました!ありがとうございました〜
    皆さんの明日のご活躍を期待しております(^o^)
    次回はひとりずつ、列の外からローテの様子を観察してみたりするとわかりやすくて面白いんではないかなどと。

  3. ぺんぺん より:

    早朝の大事なニドーネな時間をありがとうございました。
    本日、四国の右下でくるくるローテやってまいりました!

    >次回はひとりずつ、列の外からローテの様子を・・・

    これ、素晴らしいです。
    じゃ、これお願いいたします。

  4. CHULL より:

    >ぺんぺんさま
    おつかれさまでした!
    まぁもう自由に羽ばたいてクレ(^o^)そろそろ教えるネタがなくなってきましたわい(^o^)あとは小ネタぢゃな