2, 4, 2011日和佐へけんchanとLSDのはずが

道場の皆さんときたら速いというか燃えておられるというか。たまたまお休みが合ったので、けんchanと日和佐へ遊びに行ってまいりました。この物語は一部フィクションでお送りします。

先日のシルベストさんの合宿に参加したけんchanは、思うようにぶっちぎれなかったとナカニシサイクルの店先で悔し涙を流していた(←フィクション)。

そこで話を聞いてみると、もっと練習するしかないのだという。この時点であっそう、と逃げておくのも手ではあったが、今やもうその勢いを止められるのはジャックボブリッジしかいないと言われているk澤道場の若手No.1(ほかに若手がいないのではない)であるから、もう少し聞いてみることにする。

で色々話が飛びまくっているうちに、日和佐のうどんはうまかった、ということになって、ほら〜CHULLさん、やっぱりな、めしは座って食わなあかんっすよ。ほらもう、ノンストップやは腹が減って困る。と急展開を迎えるのだった。

どうも師範は最近、ノンストップがお気に入りなのだという。あ、ほれな、僕がこないだの200kmのときに、と言いかけてやっぱり黙っておく。そもそもはあんたかい。などと言われても困るがな。師範は師範のお考えでそうされておるのです。

それで、ほんならまあ今度さくっと日和佐にうどん行きますか、と言ったところが、「ほな、いつ行きますか。この週末どうですか。」といきなり具体的な詰めに入られる。これは道場一門の得意パターンであって、いやまあそのうちにですね、などと言えないたたみかけ方が師範直伝の百点満点である。これぞ伝承の技。

実はここでだいぶんびびっていたのだが、CHULLさん、まあゆっくりね、LSDっちゅうんですか?も、普通に、普通に行きましょう。あんな(どんな?)火ぃ吹くようなんはいけん。とのことだったので、素直に胸を借りることにする。

さて、けんchanとの出会いは衝撃的であった。

もうだいぶん前のある昼下がり。ナカニシサイクルの奥のほうで車連の事務のお手伝いでPC作業をしていたときに、つかつかっと寄ってきたけんchanは、

「あっ、あんた夕焼けの人だろ?わいな、けんchan。いや、よろしゅう頼んます。〇〇の△△でおるけん、いっても来てよ。ほな。」

と気さくなご挨拶をいただいたのだった。で、その〇〇の△△というのがまた、えっまじっすか的なお固いところだったのだった。

そして春の淡路やら平日眉山クラブなどでご一緒するようになったのだった。しかもこの方の奥さまがぺんちゃん♪さんなのであった。なんというか、ある意味輪界最強のご夫婦と言って差し支え無いだろう。

で、今回のお誘いをいただいた訳ですが、嫁にはコソ練ではなく接待サイクリングということにした。けんchanには偉くなってもらって、談合とか癒着に参加させてもらう予定なので、あながち間違いではなかった。いちおう平日なので業務出動にしておくのだった。

ああ、しかし長い前振りだった。

でまあ朝9時に徳島市内をスタート。今日もツキイチ省エネうどん屋まっしぐら走法で引いてもらう。引いてもらうのだが、頭の中はうどんが半分。残りの半分で、けんchanの弱みを観察する。

なんといっても、師範のご近所さんというかお向かいさんである。門前の小僧習わぬ経を読むというが、けんchanは門前でありながら経どころか三味線を、習うどころか直接叩き込まれているのである。まともに行って勝ち目はない。いや勝つつもりはないのですけど、まあとにかく色々観察する。

が、どうやら末端冷え性であるらしい以外に弱点も見つからず、とぼとぼと付いていく。

途中、県南には詳しいけんchanから観光案内など聞きながら進む。那賀川の手前あたりで結構なスピードで走るママチャリのおっちゃんをパス。で今日気がついたのだが、けんchanは必ず黄色信号で止まるのだった。遵法精神を絵に描いたような走り。が、止まっている間にママチャリのおっちゃんが華麗に抜き返してきて赤信号をぶっちぎってゆく。青に変わりまた抜くが、次の信号でまた抜き返される。で、そんなことしているうちにさすがに追いついてこなくなるのだが、今度はママチャリのおばちゃんが現れてきて、同じようにデッドヒートが繰り返されるのだった。なんというか、選手層が厚い。

そして橘を過ぎ、けんchanが「国道いく?伊座利にする?ちょっと距離伸びますけど」と聞いてくる。あ、いいですよ、伊座利。と答えたものの、実は

伊座利など行ったことがないのであった。

ま、ちょっとね、ちょっと登るんすけどね、ま、眉山ほどはないっすかねー、とけんchanはどんどん進む。もはやどこをどう走っているのかわからないのであるが、「ちょっと距離伸びますけど」を信じて付いていく。空は快晴、青い海、そして無風。まっ平らな太平洋を左手に見ながらさわやかサイクリングは進む。ちょっと前にもこんなことがあったような、しかしあの時は、などと考えているうちに脚は張ってくるわおなかは減ってくるわ、もう頭の中の8割方までうどんとなる。

が、うどん屋は意外と遠かったのだった。ようやく薬王寺が見えた時点で距離計は70kmを超えていた。僕ら二人はうどん屋に駆け込むと迷わず「大」の鉢をひっつかんだのだった。

つづく。いや…どうでしょう

5 Responses to “日和佐へけんchanとLSDのはずが”

  1. k澤 より:

    いやもう掴みはばっちし!!

  2. チャリ より:

    大作の予感。
    つづきをお願いします。

  3. CHULL より:

    > 師範殿
    > チャリさま
    コメントありがとうございます!
    またしても思うようには踏めなかったのでして、いつものことということで…
    続編も書きますが、過度の期待は大いなる失望を招くとも言いますので、あらかじめお詫びをば(-_-)

  4. きっちょむ より:

    シルベスト合宿はおしりのおできが痛かったので休みました(ぉぃ)。噂の方々を見たかったのですが。。。

    ジャックボブリッジ>4分10秒534ですね。。。

  5. CHULL より:

    > きっちょむさま
    コメントありがとうございます。ご無沙汰しております。
    おでき、大丈夫でしょうか。お大事にされてください。

    >ボブリッジ
    Sを16.3、あとハロン12.3でずっといけば、きっちょむさんなら出せると思いますが、どう考えてもわけわからんです(笑)