それは粗品感です。
大商談会徳島レーシング創部30周年記念式典の全容が明らかとなってきました。
くわしくは徳島レーシング公式ブログをご覧ください。ん…載っておるのか詳細?式次第が知りたいなあ。あ、すでにご参加の受付は終了しています。
さて、そのオミヤゲを弊社にて受注させていただきました。今回は、ナカニシサイクルさまご提供のアレです。納品前の成果物につきすべてをお見せすることはできません。その粗品感をちょっとだけお楽しみください。
粗品といえば中国製…なのかもしれませんが、昨今のチャイナリスクに鑑み国産の200匁です。ナカニシさんの品質へのこだわりが MADE IN JAPAN を選びました。
包装は、パリっとしたOPP袋ではなく、へなっとしたポリ袋です。
これに決めるのに苦労しました…規格8号という中身が入るぎりぎりの大きさ(=ちょっとでも安い)のマレーシア製です。100枚79円という、百均屋さんで買うと(売ってないけど)損をする安さ。
僕は粗品というものは徹底的にコストダウンしてみたという雰囲気が大切だと思っています。粗品のくせに妙なお金のかけ方をしていては興ざめというものです。うおおお、安っぽい〜〜〜!という演出に膨大な手間と時間をかけるのがいいのです。
これに成果物を納めますが、口を止めるテープにも粗品仕様という考え方で臨みます。
幅12ミリのPPテープです。ここは15や18ミリの幅広のテープは似合いません。セロハンテープにしなかったのは経年劣化するためで、ちなみにセロテープというのはニチバン株式会社の登録商標ね。
そしてテープカッターも伝統のカタチのものを使います。おしゃれなテープカッターなどは言語道断です。できれば本物の業務用が欲しい。
そして、少しシワをつけてナナメに貼る、と。内職のオバチャンの適当な感じが大切です。…よく見えんな。で、ここで誤解をしてはいけませんが、本当の内職さんはぴしっとまっすぐきちんと貼るかもしれません。誇りを持ってやっておられるにちがいないのです。
が、それはいわゆる粗品感とは別の話でして、あくまで雰囲気の問題です。オバチャンというのも、概念としてのオバチャンということです。現場の真実はオッチャンかもしれないですし。えーと、あんたがそのオッチャンじゃないのかというご指摘はココロに突き刺さります。そっとしといてください。
でまあ、そのようにしてご用意できたものがこちら。
熨斗紙には鶴亀などおめでたい絵柄が用いられたりしますが、夕焼け眉山的にオメデタイといえばチクワテンプラフィッシュカツと定款に定められています。念のため、この熨斗紙は記念式典専用品で、二度と手に入りません。
今年の参加証も添えました。なかなかイイ。
中身の柄については当日おたしかめください。チープな感じというか、イマイチなというか、悪くないけどピンと来ない、センスがあるのかないのかわからない、そのサジ加減が絶妙と自画自賛しておきましょう。
なお、当日お持ち帰り後はトイレのお手拭きまたはガーデニング・庭仕事・農作業のお供として必ず無造作に扱ってください。大切にするなどもってのほかです。
それで今のところ聞いた話によると会場はてんやわんやになりそうだとのことでして、どさくさにまぎれて色んな商談が成立しそうです。お気をつけあそばせ♪
覚え書きです。
名入れタオルのロットは120枚。
版下サイズはW220mmでした。