まったくもって、あっちゃんネタは尽きることがありません。あっちゃんのスーパーカーが中昭和レーシングサービスにドック入りしました。
最近どうも自転車の調子が悪い、診てくれんか。
と置いていきました。そんなん自転車屋さんに持っていったらどうですか、と「一年先輩」のあっちゃんに向かって言えるはずもなく、この際ポジション合わせてこっそり乗ってみたろうかなと前向きに考えることにします。
あっちゃん、どこが調子悪いんですか。
うん、濃いだらな、きいきい言いまんねん。
漕いだらきいきい言う決戦用とは、ある意味すばらしいではありませんか。早速チェーンを洗い、ちまちまと1コマずつお手入れを楽しむことにします。
本題です。
あっちゃんに限らず、男の子であればカーボン・チタン・ケブラーなど大好きでありましょう。もちろんこの車体も (というか、この車体はとくに) ほとんど炭。炭じゃない部分は超合金か電子部品というマニアックな一台です。
ところで僕はラーメン屋さんではご飯(ライスですね)を食べません。ラーメン屋ではラーメンだけを食べるのが信条です。対してあっちゃんはラーメンはおかずとし、必ずといっていいほどご飯を頼みます。
しかし、それでいてですよ、カーボンハンドルにクリアのバーテープを巻くのは僕は納得がいきません。カーボンの模様がカッコよすぎて、ラーメンに例えると全部入りの大です。ご飯は頼まないのですか。別の例えをしますと牛丼のおかずに牛皿みたいな暴挙です。やってみたい。
話が逸れました。それはさておき、要するにあっちゃんはカーボンが大好きです。そして、あっちゃんのハンドルは所有の全台がカーボンで、しかも必ず、エンド部分にトレードマークの五連星がマーキングされています。長い前振りでした。すみません。
あらためて本題です。平成十九年秋、眉山に通い始めた夕焼け眉山クラブの二人がまず取り組んだのがキャッチフレーズづくりでした。何事もまずカッコから入るのが大切です。どこそこの峠を駆ける蒼い稲妻!みたいなのが必要だったのです。
ほんで色々画策のうえ、僕は「徳島の赤い三味線」となり、あっちゃんは「眉山を駆け下りる輝く五連星」となりました。
なぜ、あっちゃんは五連星なのか。しかも輝くのか。
あの風吹裕矢が、排気量で上回る相手をぶっちぎるたびにロータスヨーロッパにひとつずつ増えていく星のマーク。あっちゃんもまた、なにかをぶっちぎるのか?あるいはかつてぶっちぎった、悲哀のストーリーの証なのでしょうか。
ちくわ屋あっちゃんは言いました。
これはな〜左から、ちくわ・丸天・フィッシュカツ・角天・ごぼ天ですねん。
うおお…、なんじゃほりゃ。
というか、そこまでちくわな生き様や佳し。やっぱりちくわは◯産だ。
それから数年、巷では「聞いた?今日も眉山に三味線と五連星が現れたって!」と噂になることもなく本日に至ります。思うに、噂になるなら肌色のスキンスーツぐらいいかんとな。誰かおらんか。
ま、今となっては見飽きた見慣れたアイコンですが、チェーンに油を差しながらふと乗り始めた頃を思い出した次第です。なつかしいなあ。
ちなみに水面下で色々企画進行中の大忘年会ですが、スペシャルゲストあり、とのまことしやかな噂が出ておりまして、一体どうなるのか楽しみです。というより、むしろ心配です。まともに始まり、そして終わるのだろうか忘年会。