と、とにかく今日は寝ます(-_-)Zzz
/*==2010.05.17追記==*/ おはようございます〜
さあ!やってまいりました那賀川センチュリー、痛ヘルに合わせまして本日のBGMは fripSide、”Only My Railgun”でお届けいたします!
某日早朝、kぼっちと待ち合わせして会場に入るCHULL&あっちゃん、トランスポーターには特製の「競技車両搬送中」のマーキング。念のため、もちろん当該大会はレースではありません。
お知り合いにご挨拶などしつつ受付などしつつ着替えなどしつつ、ぐうたらと過ごす朝のひととき。
F-両国レーシングのみなさんが寄ってくださったので記念に一枚。
このころはまだ、後の展開など知る由もなく爽やかな笑顔を振りまいています。
ちなみに当サイトのプライバシーポリシーによりますと、個人が特定できるゼッケンナンバー、および目が見えるサングラスを装着の場合、「保護」となっています。微妙な場合は、適当に判断です。
あれっ、k澤師範がいない、どうかされたのか?
県北ご自宅から、アップがわりに自走で会場入り
だそうです。片道50kmぐらいあるんか?帰りも自走ですよね…なんぼ走ったら疲れるのか師範は…(-_-)
…としている合間にもいろいろな方が遊びに来てくださいます。
思い起こせば今回で4回目の参加ですが、最初に来たときは あっちゃんと二人きりで知ってる人もほぼ誰もいなくて、何着てたのかも忘れたというようなことでありました。ここ最近でお友達も急激に増え、たくさんの方が眉山のジャージで走ってくれるなど想像もしなかったのでありまして、あっちゃんとともに感謝感激な昨今であります。
さて、例によって本日の作戦は安全運転。
昨年までの反省から、休憩はソコソコに、一定ペースでしゅっしゅと走るわけであります。爽やかでダンディな走りを目指します。k澤師範も無事到着され、眉山でもがいてきたんですか、大川原に寄ってきたんでしょ?とそこらじゅうからイジられますが、それでも師範は苦笑い微笑を絶やしません。
が、しゅっしゅと走る作戦が、後から来られた師範には伝わっていませんでした。
定刻通りスタート。
ああああああああああ
速い、師範、速いですよ(-_-;) …先頭代わった kぼっち、そこからまた上げるんじゃない!
すると kぼっち、何やら異音を奏でながら左によって下がる。あとで聞いたところ、なんかのセンサーがなんかと触ったということでしたが、僕とあっちゃんは顔を見合わせ安堵。もうちょっとゆっくりでいいですよね〜、止まって修理を待ちますか〜
しかし師範は「私が kぼっちに付きますから、先に行ってください!」と厳しくも優しいご指示。とりあえず適当に進むことにする。数分後、「お待たせしました〜♪」と師範が追いついてこられると、あとは阿鼻叫喚の地獄絵図、スタートわずか十数分、まだ血のめぐってない一行は目まいや吐き気&頭痛、全身のしびれ&動悸・息切れなど、ありとあらゆる不定愁訴にまとわりつかれながら師範のお尻を追う。そしてローテーション。
だから kぼっち、上げるんじゃないって!
んもう、先頭に出たら絶対に抑えてやるもんね、こんなん持たねーよ(-_-;)
かくして先頭をなるべく(わからないように)抑え気味で長引きする。これでいくらかでも集団は鎮静化するであろう。第一セッション任務完了、下がる。あれっ
kぼっち&あっちゃん、どこ行った<( ̄口 ̄||)>
抑え具合が足りなかったのか…だから上げられんと…。しかしこれで師範と二人ぼっちか。これはもはや拉致監禁。
とりあえず番手に食らいつくが、ツキイチですら脚がつりそう。そうこうしているうちに前後にスタートしたハヤイヒトタチと小集団が形成され、メンツが入れ替わりながらもぐいぐい進む。
えーと、これはレースじゃないのですが、師範は普通に走ってこれぐらいなので致し方ない。「ゆっくり走るのがセンチュリーだ」的なご意見も存じてはおりますが、問題はマナーであって速度域ではない。安全に楽しく走っているが、師範はどうやってもモトモトが速いのだ。
そして、普通に走る師範の後ろで悶えながら辛抱は続く。
ときおり師範はボトルにすっと手を伸ばし、ぴゅっと給水すると、高貴な方が晩餐会でスープをスプーンで口に運ぶがごとく(見たことはありませんが当社推定)ヒラヒラっと手の中でボトルを持ち替え、腰のあたりでポンと栓を閉めるのだった。どうやってやるのか今度聞いてみよう。ペン回しと同じで、何をどうやっているのかさっぱりわからん。が、かっこいい。そういえば、kぼっちもマネしていたな。
などと薄れゆく意識の中、いよいよ脚が売り切れる。ああ、もう破門してください。どうか、どうか先に行って、師範…。遠ざかる師範。ああ…。よくやった、がんばったよオレ。ここまで付けただけで幸せだ。思い残すことはない。あとは流そう、もう力が残ってないよ…
と、近づいてくる師範の背中。さっきは遠ざかっておったのですが?
待ってくれてるのですか!
「せっかく同じジャージ着てるんだから一緒に行きましょうよ」ああああ、なんとお優しい、ここは遠慮せずお言葉に甘えて引いていただきます。が、速いに変わりはなく、ハスらないようにだけ気をつけてとにかく脚を動かす。その間にも「補給とってますか〜?」とお気づかいいただくが、このスピードで背中のポッケからおやつ取り出してモグモグなど無理。それでもなんとかポッケまさぐりナニカを口に入れ、離されないようにしがみつく。
ああもう、とんじんさんがリニアモーターカーなら、この人はC-57 貴婦人に違いない、夕焼けジャージ着てるからこれから白い貴婦人と呼ぼう。そういえば高原列車もそろそろ追いついてくるよね、連結し直して、僕のことは置いていってくださいオネガイ…と失神寸前の意識の中で考えていると木沢町役場CP1に到着。うおおおバナナ、バナナ!もう何本でも食べれますぅ〜♪スタッフの皆さん、毎年ありがとう!早速いただきますね、ああ、皮むいてかじる。おいすぃ〜〜♪ ま、せっかくですのでもう一本…
「行きますよ」
ああああああああああああああ…今ついたばかりなのに…
行くのですか…さらばバナナよ、しかしもうホントに付けません…走り出したはいいが、完全に売り切れだ。それでも高原列車と復路ですれ違いなど生涯初体験にしてたぶん最後、嬉しいので力いっぱい手をふりご挨拶する。
先頭責任は完了した。もう本当に思い残すことはない。師範を含めて数人でなんとなく形成された先頭集団は徐々に遠ざかり、やがて見えなくなってゆく。
ラッキー♪
いやしかし、ここからはどうあがいても一人旅。売り切れてるので後続のトレインに乗ることもできない。しまった…。無理してでももうちょっと引いてもらっとけばよかったか…
とりあえず、すれ違う後続さんたちへ手を振りながらへろへろと前進。
と、前方にクワトロさんキャノンデールさん&鉄線さんを発見!止まっておられるのでこれ幸いと立ち話に参加させていただくことにする。聞けばクワトロさんが落車とのこと。大事なくてよかったですね…
鉄線さんとも半年ぶりにお目にかかれ、チャレンジの時のお礼などしつつ しばし談笑。走るのはいつでも走れますが、お話は今しかできません。立ち止まるに一切やぶさかでなく、出会いは大切、写真は宝。その節には本当にありがとうございました。
すると、傍らを紺色の高原列車が高速で通過。104さんも乗ってるのか?さすが超人だ…。だがもう、追いかけようなどとはヒトカケラも思わない。万一、乗れたとしても乗車=即気絶である。
でさて、そこからまた一人旅が始まるのですが、しばらくすると104さんをゲット。脚がつって苦しそうでした。先に行かせてもらうが、こちらも既に分解に供給が追いついていない状態なので、踏んでも踏んでも何も上がらない。そしてついに、前にも後ろにも誰もいない状態に。
残りあと約40km、果てしなく続く川沿いの道をひたすら進む。…進んでいるのだが、ハタから見るとヨタヨタと危なっかしく見えたに違いなく、例年よりギャラリーが少ないことがせめてもの救い。
残り20km、CP2到着。もう休憩する気力もない。係の方に挨拶し、チェック用の札を置いて再び走り出す。CP出口では104さんとすれ違う。あとはもう、なんかよくわからんままではあるが、初夏の匂いに勇気をもらいながらただ走る。出力が上がらないので心拍も上がらず、したがってネタとすべき汁も出てこない。
ときおり後ろから小さなトレインがやってきて、あっという間にはるか彼方へ消えてゆく。あっちゃん、kぼっち、どこにおんねん。ああ、苦しいが気持ちイイ。いや、苦しい。そして最後のトンネル、阿南養護の急坂、ここを越えればあと少し、完走はできるよ、がんばったオレ、ああもうゆっくりでいいよね、ヨタヨタのヘロヘロですが他人の目など気にもならない。Bコースのライダーも見え隠れ、持井橋の手前でパス。
が、その方はかば先輩の奥様であった。「がんばれ、あと少しー!」ハイ、ありがとうございます!と踏み直す。他人の目は気になりませんが、かの方に応援していただいたとあれば話は別。何はなくとも踏むのが神山スピリット。痛いよ脚が。
持井橋を超えゴール目前、鳴門先生たちがサプライズな応援団。うへー、まだ踏むのか、ありがとうございます〜〜
土手へ上がり最後のストレートを踏む。ううう結局最後まで踏んでしまった。感動のゴールではあるが、感動をはるかに上回る大腿四頭筋と二頭筋ならびに中殿筋の痛み。ああ〜〜、しかもクルマはあっちゃんが戻らんと開かんじゃないか、仕方がないので完走証をいただいて芝生へ倒れこむ。あ〜、終わった〜。もはやカラダは絞りきったカスのようで一切動かん。青い空、白い雲、川の水音、はようあっちゃん戻ってきてくで。
なお師範にお聞きしたところによると、先頭は壮絶な法令遵守によって高速に帰着したとのことで、あ、やっぱり降りておいて正解であったとさ。やがて、あっちゃんもkぼっちも無事ゴール。
そして那賀川流域を堪能し、自然とふくれあがっていく演奏家の集いはどこも笑い絶えず、やっぱり目指しとったんですね、と想定内の結論に達した後は三々五々お帰りになってゆく。師範も軽やかにリュックを背負い復路50kmのご自宅へ。
んでまあ、なんとなくぼけっとしていたNACASSO!は、おっと記念撮影でもしときますか、と残っておられた夕焼けの皆さんを招集し、思い出したようにようやく一枚。
とにかく疲れた、だが楽しかった。このような大会、毎週いやまた来年もぜひ参加させていただきたいと思います。
このあと僕とあっちゃんは、もうあかん何もできんとりあえず横になりたい気絶しそう、といいながらも某ラーメン店の前を素通りできず、ラーメンセットに唐揚げつけて平らげ、ああ腹減った、と言いながら本日のネタの反省などしつつオウチに帰ったのでした。
一緒に走ってくださったライダーの皆さん、応援してくださった沿道の皆さん、スタッフの皆さん、毎年思うのですが、この大会が走って一番楽しいです。本当にどうもありがとうございました。来年はゆっくり走るぞ。
Kぼっちさんも書いてますが、スタートから上げ過ぎでした。
実は出掛けにYou TubeでGiro D‘ITALIA 2010 Stage5を観て新城の走りに影響を受け錯覚してました。
その昔、任侠映画を観て肩で風を切っていたのと同じ???(▼0▼メ
爽やかでダンディな走りだねと言われるよう精進しますので、見捨てずまたご一緒させてくださいませ。
ホント皆様お疲れ様でした&ありがとうございました。
昨日はお疲れ様でした。
本文ではかなり謙遜が入られてますが、列車をかわしてさっそうと追い抜く様はクールでカッコよかったですよ。
最後の一滴まで絞りきり踏み切る姿、まさに漢!です。
追記:お世話になっているのにご挨拶にも伺わず大変失礼いたしました。
> 師範 殿
えーと、原文はあまりにご謙遜ゆえ恐縮にて一部抜粋です(笑)
いやもうあれで走りきってしまうのですから驚愕でして、こちらこそ勉強させていただきました。今後もいろいろとネタのご提供も含めよろしくお願いいたします。
それと、師範はいつも爽やかでダンディですので、そんなことよりボトルの扱いを(笑)
> きっちょむ さま
コメントありがとうございます!
いえ、謙遜などではなくホントに「落車したら休めるカモ」とさえ思ってました…
いえ、「さっそう」どころか、あの時点ですでに汁だらけでした…
いえ、最後まで後ろチラ見して誰か来たら踏み直そうと考えてるあたり「漢」ではないと思います…
…さりとて「おにゃにょこ」なわけではありませんが(^_^;)
えーと、お世話ですか…何のことでしょう(笑)こちらこそ、ひっくり返ってまして失礼いたしました。
引き続きどうぞよろしくお願いします〜
昨日はお疲れ様でした。眉山軍団かっこよかったですよ。
エアロヘルメットにアイラブ那賀川、もうサイコーです。特に某チームのブログにアップされていたガッチャマンバージョンが・・・・。
またご指導よろしくお願いします。
> とんじん さま
コメントありがとうございます!こちらこそお世話になりました。
いえ、あの、軍団などではありませんで、他の皆さまの迷惑になってはおらぬかと心配で…
ヘルメットはですね、上を向いて首を振ると背中が掻けるのがサイコーといえばサイコーです(笑)
アイラブ那賀川は沿道の皆さまに感謝の気持ちということで。応援していただけると本当に嬉しいですよね。
ご指導は…こちらこそです(^人^)
お疲れさまです。
皆さんはじめまして、とりあえずモザイクと名乗らせていただきますのでよろしくお願いいたします。
僕は途中リタイヤという残念な結果でしたが、大勢で走る楽しみの他、各種カッティングやらガッチャマンやらのネタをご披露いただいてとても楽しい1日でした。
大変お世話になりました。
その上、帰ってからも楽しい文章やら写真やらがupされているではありませんか!
僕なんか店のお客様に「店長!男前にモザイクかかってますなぁ。」とネタバレで男前の上がった写真を褒め称えられ?て模細工(モザイク)なんてHNを思いついてしまいました。
2度美味しい状態でございます。
ご迷惑にならない程度に巡回させていただけるとなお幸いです。
懲りずに遊んでやってください。
よろしくお願いいたします。
>モザイク さま
ややや、モザイクさまではありませんか!どうもほんとにお疲れさまでした!
機材故障でのリタイヤ、残念ではありますが、また次回リベンジということで乞うご期待であります。
>店のお客様
いろいろな方にご覧いただき誠に恐縮です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。男前は重々承知ではありますが、業界ではあまりに有名な方のため、ネタにご協力頂きました。ありがとうございました(^o^)v