松山競輪場=瀬戸風バンクで行われた「第41回四国地域自転車競技選手権大会」を観戦に行ってまいりました。
大会は11月14日午後より15日午後まで。徳島県選手団は仁木監督率いる14名。県内の選考を勝ち抜いてきた精鋭です。
曇り空に強風&低い気温と厳しい条件下でしたが、レベルの高い競技内容でした。リザルトは徳島県自転車競技連盟WEBサイトで「いずれ」ご覧になれるかと思います。がんばれ僕。
しかし本場(ほんじょう)の、さらに選手控室やインフィールドで見る選手達の素顔は、結果だけ活字で見るより遥かにドラマチック。皆さん、ぜひ競技場へ観戦にお出かけください。とくに毎年続けて見ていきますと、ジュニアの成長ぶりなど興味深いです。また、下手なお笑い番組よりもドラマチックな選手も一部いたりしまして、予想外の素敵さかもしれません。
写真は2日目、早朝の周回練習。実は僕は個人的にこの「試合の朝の周回」の雰囲気が大好きでして、この日もかぶりつき。50人近い選手が周回を重ねる様は、勝負を目前にした緊張感でいっぱいです。その走行はもちろん高い技術に裏付けされたもの。時速40kmを超える速度で互いに「抜きます!」「ハイ!」と声掛けしながら入り乱れつつ(←と見える)合間にはハロン掛けもあったりして、素人さんが放り込まれたらパニック必至。選手はそんなアクロバティック(←と見える)な周回をフツーにこなします。なんといっても本番はこのあとなのでして、周回なんざ〜文字通り朝飯前のアップにすぎないのです。
さらに、よくよく観察していると、所属チームは違うけどあの子とあの子は友達で、みたいなのが見えたり、なぜかわかりませんが監督さんから火の出るくらい叱られてる子もいたりして、レベルの高さあり&義理や人情も見え隠れというのが朝の周回練習なのでした。
なおこの選手権はジュニア・エリートの区分無しの混走で、その中で県勢高校生選手諸君は非常に健闘いたしました。これからもがんばってくださいね〜。